鳥人間コンテスト2019で60kmの新記録樹立の瞬間を見た感想と提案
昨晩、7時から日本テレビ系列で放映された「鳥人間コンテストIwataniスペシャル 2019」を見た感想と提案を書いてみます。
ちなみに、マサミは毎年この番組を楽しみに見ています。
理由は滑空部門にしろ人力プロペラ機部門にしろ、アイディアと技術の粋を集めた手作りの機体が見られる事と、一つの目標の為にチームが一丸となって力を合わせ、協力する姿に感動を覚えるからです。
私と同じ思いで毎年の「鳥人間コンテスト」を楽しみにしている人は多いのではないでしょうか?
鳥人間コンテスト2019では滑空距離60kmの新記録樹立
昨日の人力プロペラ機部門では、滑空距離60kmの新記録が樹立されました。
新記録を樹立したチームは「BIRDMAN HOUSE 伊賀」で、パイロットは渡邊悠太さん。
「BIRDMAN HOUSE 伊賀」は、2017年に折り返しルール制定後に初めてタート地点のプラットホームエリアへ戻って来て最長距離・40㎞のフライトを達成したチームです。
ちなみに昨年の2018年は台風12号が近づいているタイミングで開催され、「人力プロペラ機部門」の一部のみを実施して途中で終了、競技不成立として大会中止になっています。
2017年の40km達成時もパイロットの渡邊さんには余力があり、ゴール地点を越したのでやむなく着水したという印象を受けました。
大会前にパイロットの渡邊さんも40km達成時の余力に関して言及し、今回の60km制覇にも自信を見せていましたが、途中で「左足がつりそうだ・・・」とか、「機械部分から異音が出る・・・」などと言い、やはり物事はやってみないと何が起こるかわからないものだと思いました。
が、とにかくチーム「BIRDMAN HOUSE 伊賀」は2017年に引き続き、前人未到の60km完全制覇の2連覇を成し遂げた。(今回も機体はまだまだ高度を保ち、余力を残していたようですが、キリがない?ので着水したような感じを受けました)
「BIRDMAN HOUSE 伊賀」の機体はF1や航空機の製造に使用する森精機の機械を使って作られていて、シワや突起が何もないツルツルの美しくクオリティの高い機体でした。
微笑ましい場面も
学生部門のあるチームでは、リ-ダーの独断と偏見で「チーム内恋愛はご法度」などというチームも登場。
チームリ-ダーのパイロットは、いい恰好をテレビに映してもらって、彼女を作るのが希望とか・・・。
(青春の野望も原動力なんですな)
また、滑空部門の女性パイロットが100メートルを超えたら結婚をすることになっていた機体設計の男性は、200メートルを超える記録を出した女性と結婚の約束を表明した。
提案:人力プロペラ機部門に電気のいらないアシストギヤの導入は?
人力プロペラ機部門に電気のいらないアシストギヤ「FREE POWER(フリーパワー)部門」を新たに作るというアイディアはいかがでしょうか?
もちろん、この部門はこの部門だけで独立させます。
理由は単純で、あらたなツールを使って人力だけでどれだけ飛行機が飛ばせるかという限界を見てみたいから。
もしかしたら、琵琶湖の湖上に何機もの人力プロペラ機が同時に飛ぶ日が来るかもしれませんね。 マサミ