胃がん治療前に受けた大腸の内視鏡検査の方法と痛い体験談
本ブログの管理人であるマサミは、2013年の12月、63歳のときに胃がん宣告を受けました。
胃がん闘病体験談では、がんの発見から入院手術を受け、現在までを時系列で書き綴っています。
本ページは、胃がんの治療方針を決めるために私が受けた大腸の内視鏡検査の痛い体験談を記述しました。
経口腸管洗浄剤とウオーキングで腸内洗浄を促進してから、大腸の内視鏡検査を受けたのですが、私の場合は特別な理由も有って、額に脂汗が浮かぶほど痛かったです!
2017年に術後の定期検診で受けた大腸の内視鏡検査は痛くなかったので、つけ加えて書いておきます。
もくじ
大腸の内視鏡検査のやり方
1月10日、大腸の内視鏡検査を受けました。
前の晩の夕食以来、お茶以外は一切摂らずに午前9時前に地域の基幹病院の内科の受付を経て、内視鏡の検査ルーム控室へ直行しました。
当日、大腸の内視鏡検査を受ける人たち8名全員が、検査ルームの隣の控室で説明を受けました。
控室には8名分のブースが設けてあり、各自の経口腸管洗浄剤と、洗浄剤を飲んだ時間や排便の時間や回数を書き込むチェックシートが置いてあります。
壁には排便によって変化していく、便の色見本の写真が貼ってあります。
経口腸管洗浄剤とウオーキングで腸内洗浄を促進
まず、9時半に下剤を3錠飲んで、以後は15分おきにスポーツドリンクの様な味の経口腸管洗浄剤を1回に200CCずつ、5回飲むように言われました。
5回の排便ができれば、腸の中がきれいになるそうです。
腸管洗浄剤以外にも水やお茶をたくさん飲むように言われました。
排便を促すために、自分のブースを起点にして病院の内外を歩いて腸を刺激するように指示されました。
しかし、下剤と水分を大量に飲むわけですからトイレからあまり離れるわけにいきません。
お腹と相談しながら病院の内外を時間の許す限り独ネズミのように歩き周ります。
なかには、年配者の方で足が悪くて歩けない方もみえました。
そして、途中で気分が悪くなればいつでも申し出をするように・・・とも注意されました。
私の場合は、経口腸管洗浄剤を5回飲むうちに排便が2回ありました。
あとは、自分のペースで200CCずつ飲んでの検査待ちです。
大腸の内視鏡検査は便がきれいになった人から順に行われます
大腸の内視鏡検査は受け付け順ではなく、便がきれいになった人から順に行われます。
後年、2017年に胃がんの定期検診で受けた大腸内視鏡検査の時は、係の人がトイレで便の状態をチェックしましたが、2014年当時は壁に貼ってある便の見本画像を見ての自主申告でした。
私の場合、排便は検査までには合計6回ありました。
排便とはいっても、最後は便ではなく経口腸管洗浄剤が出るだけですが、特に体調に変化は覚えませんでした。
午後2時ころから、やっと検査の準備にはいりました。
紙の上着をはおり、お尻に穴の開いた紙のパンツに履き替えます。
検査室へ入ったらベッドで左を下にしてに横になって待機しました。
大腸の内視鏡検査は額に脂汗が浮かぶほど痛かった!(私の場合)
検査が始まりましたが・・・なんと!私の検査は内科部長がするということで、他の内科医の先生や看護師も含めて6名が検査室に入って来たのです!
私は以前に腹膜炎で大腸と小腸の一部を切除している為に見学の先生方がいたようです。
内科部長の先生は、「S字を越せば・・・」とか「こういう入りにくい部分は、一度、突っ込んで少し引くと視野がひろがって2度目で入りやすくなる」とか、「ひねって入れた場合は、ひねりを意識して次に戻す・・・」などと、他の先生方に説明しながら内視鏡を操っているのです。
途中で「ここが大腸を切って繋いだ場所だ。色が違うだろ。」など見学の先生方のための補足説明も入ります。
そのたびに腸が突き上げられたり、かき回されたり、冷や汗が出る局面が何度もありました。
最初は左が下でしたが、次に仰向けになり、時には右を下にもしました。
看護師さんや先生が「痛かったら言ってください」と言うので、最初は我慢していたのですが、思わず「痛い、いたい」とか「ツッー!」と言ってしうほど痛い目に2回ほどあいました。
当然、額には脂汗が浮かんでいます。
私のような感じで、入院中や療養中の病人さんが大腸の内視鏡検査を受けたら、それだけで体力を奪われて病気が酷くなりそうな気がしました。
ちなみに、後年、2017年に大腸の内視鏡検査を受けた時は女医さんだった為か、脂汗が出たりとか、思わず「痛い!」と口走るような痛さは感じませんでした。
胃がん治療前に受けた大腸の内視鏡検査の方法と痛い体験談のまとめ
胃がんの治療方針を決めるために大腸の内視鏡検査を受けました。
内視鏡検査を受けるために経口腸管洗浄剤とウオーキングで腸内洗浄を促進するのですが、これが結構大変で朝一番から初めて約半日がかりでした。
そしていよいよ、内視鏡の検査が始まり、私の場合は思わず「痛い、いたい」とか「ツッー!」と言ってしうほど痛い目にあったのです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 マサミ
【関連記事】この記事のまとめページです。 ↓ クリックしてご覧ください。
父の体験談は下記をクリックしてください