スーパーボランティアの尾畠春夫さんの表彰には賞状より緑綬褒章と車を
山口県で2歳男児を発見したスーパーボランティアの尾畠春夫(おばた はるお)さんが「令和元年防災功労者防災担当大臣表彰」の受賞者の一人として選ばれたそうです。
しかし、東京で9日に開く表彰式には佐賀県でボランティア活動をするため、出席できない」と話している。
https://www.sankei.com/life/news/190903/lif1909030035-n1.html THE SANKEI NEWSより
もくじ
尾畠春夫さんは内閣府の表彰式よりもボランティア活動を優先
報道されている全文を紹介します。
内閣府は3日、「令和元年防災功労者防災担当大臣表彰」の受賞者の一人として、「スーパーボランティア」として知られる大分県日出町の尾畠春夫さん(79)を選んだと明らかにした。 9日に東京で表彰式を開くが、尾畠さんは取材に対し「当日は(大雨被害が出た)佐賀県でボランティア活動をするため、出席できない」と話した。
内閣府は、車に生活用具を積み込んで東日本大震災や熊本地震などの被災地で支援活動を続け、他のボランティアの模範となったことを評価した。
尾畠さんは8月28日に記録的大雨に見舞われた佐賀県武雄市にも入った。いったん自宅に戻ったが、再び現地に向かうという。内閣府の担当者は「(欠席は)承知しており、大分県を通じて賞状を渡したい」としている。
https://www.sankei.com/life/news/190903/lif1909030035-n1.html THE SANKEI NEWSより
受賞式を蹴ってボランティア活動を優先するところが、尾畠さんらしくてカッコいいですね。
尾畠さんはカッコいいのですが、「東京まで出て来い」という内閣府はいかにもな感じです。
また、「大分県を通じて賞状を渡したい」などと言っているようでは、「お役所のお役人仕事」と言われても致し方ないですね。
それよりも日を改めて、大臣自らが被災地に赴いて、たとえ半日でも尾畠さんと一緒にボランティア活動を終えたのちに、被災地の方々や他のボランティアの目前で賞状を授与するという粋な計らいをすれば内閣の支持率も上がる事、間違いないと思われるのですが・・・。
現内閣府特命担当大臣(防災担当)の山本順三大臣も尾畠春夫さんにはその位のことをする価値があると思いますよ。
尾畠春夫さんには、緑綬褒章を差しあげてほしい
尾畠春夫さんには、賞状なんてケチな事を言わずに、ぜひ緑綬褒章をあげてもらいたいものです。
たとえ授与式は何かのご都合で欠席される事があっても、ぜひ、差しあげてもらいたいと思います。失礼な言い方かもしれませんが、あの年代の人には勲章がお似合いだと思います。
尾畠春夫さんには、緑綬褒章をいただく資格が十分に備わっていると思います。
尾畠春夫さんにはボランティア用の車も
また、尾畠春夫さんには新しいボランティア用の車が必要と思われます。
尾畠さんがボランティアに使用する軽自動車は2019年9月現在で14年間も使っておられ、走行距離は20万kmオーバー。幸いにも故障したことは一度もないという事ですが、被災地の人に迷惑をかけないようという理由からボランティア活動中は車内で寝泊まりをしてみえます。
ぐっすり休んでいただいて、翌日の活動に備えていただけるように、快適に寝泊まりができる車が良いと思います。
スーパーボランティアの尾畠春夫さんの表彰には賞状より緑綬褒章と車をのまとめ
尾畠春夫さんが内閣府の表彰式を蹴って、ボランティア活動を優先されます。今までの尾畠さんの一貫して貫かれている姿勢から、「さもありなん」と思いました。
しかし、緑綬褒章の授与に関しては急ぐ必要はないものの、ボランティア用の新しい車は今すぐにでも必要な時期が来ていると思います。
とにもかくにも、私にはとうてい真似のできない立派な御方です。尾畠春夫さんに幸あれ。 マサミ