メダカの卵の採卵に野菜ネットを使ってみては?採れすぎ注意!

屋外飼育のメダカが卵をブリブリ生んでいます。
メダカの卵の採卵方法はいろいろありますが、より多くの卵を取りたい人は、野菜ネットを使ってみたらいかがですか?
初心者でも簡単、取れすぎに注意です。
「せっかく生まれた命だから親に食べられてはかわいそう」・・・と採れた卵を全部孵化させたら、昨年は大変な事になってしまいました。
もくじ
一般的なメダカの卵の採卵方法
ほぼ一般的なメダカの卵の採卵方法は次の3つではないでしょうか?
1,卵のついた産卵床や水草を別の容器に移動して親から隔離する
2,飼育槽の水草などに付着した卵をスポイトで吸い取る
3,親メダカのお腹にくっついている卵を指や綿棒で取る
等ですね。
上記の他に格段に卵をたくさん取って針子を増やす方法として「親抜き」があります。
親抜きはたくさんの針子が誕生する
親抜きは、親が卵を産んだ飼育槽がそのまま卵の孵化容器になります。
親が卵や孵化した針子を食べないように、親メダカを隔離するのです。
親抜きの欠点は3日~1週間で親メダカを別容器に移動させるために、孵化容器がたくさん必要になることです。
親抜きで針子がたくさん誕生する理由
メダカは全ての卵を産卵床や水草に産み付けるわけではありません。
産卵床や水草にうまく産み付ける事が出来なかった卵は、水底に沈んでいます。
当然ですが、親メダカはどれだけかの卵を食べます。
孵化した針子が泳ぎ出すと、卵の状態よりも親の標的になりやすく捕食されてしまいます。
親抜きは親メダカが卵や針子を食べる前に、隔離してしまうからたくさんの針子が生まれるのです。
そこで、あなたも水底に沈んでいる卵を回収したらいかがですか?
野菜ネットで生まれた卵を回収
野菜ネットって何?と言う人は下図をご覧ください。

野菜ネット
そうです。
タマネギやニンニク、オクラ等を入れて販売しているネット状の袋です。
ちなみに、キッチンで使う水切りネットも試してみましたが、細い糸が四角い網目に編んである野菜ネットの方がメダカの卵のくっつきが格段に良いようです。
メダカの卵を回収する野菜ネットの使い方
では、卵を回収する野菜ネットの使い方です。
飼育槽に底砂等が敷いてある場合は、砂の上に野菜ネットを広げて沈めておきます。
産卵床や水草の回収をする時に野菜ネットも一緒に回収して孵化容器に入れるだけです。
水底がフラットに近い飼育槽は、野菜ネットを丸めて定期的に水底を撫でまわすように掃除します。
水底のゴミと一緒にたくさんのメダカの卵がくっついてきますヨ。
ちなみに先に書いたように水切りネットや産卵床に使用するナイロンタワシでも同じようにメダカの卵が回収できますが、野菜ネットの方が簡単でたくさんの卵の回収ができるようです。
あまりにたくさん卵が取れすぎると下図のようになりますのでご用心ください。
コンニチワン🐶
雨間に覗いてみたらヒレ長の中に煌が2匹~3匹❗
どこから来たの❓
ヒレ長の水槽が他にも2つ有ります。
みんな、増えすぎた子はどうしてます❓ pic.twitter.com/zLlmx6hWj0
— メダ活じいさん (@medaka_seki) August 23, 2022
「せっかく生まれた命だから親に食べられてはかわいそう」・・・と採卵した結果が、飼育槽3つに過密状態で押し合いへし合いしている幼魚たちです。
あなたは増えすぎたメダカをどうしていますか?
小学校や老人ホームなどの施設でもらってくれるところはあるのかな?
まとめ
メダカの卵の採卵方法はいろいろありますが、より多くの卵を取りたい人は、野菜ネットで水底をさらってみる事をお勧めします。
ただし、取れすぎには注意が必要ですヨ。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
お帰りの際には↓のバナーを「ポチッ」していただけますと幸いです メダ活じいさん