PHショックを起こしたメダカの症状と体調を回復させ、復活させる対処法

メダカがペーハーショックを起こす原因は、急激な水質の変化によるものです。
PHショックを起こしたメダカは、上下に激しく泳ぐ症状を見せます。
ショックを起こしたメダカをそのままにしておくと、ほぼ死に到ります。
助かる見込みの少ないペーハーショックは予防がなにより重要です。
しかしPHショックを起こしたメダカの体調を何とか回復させ、治す方法はないものでしょうか?
このページはPHショックを起こしたメダカを回復、復活させるための対処法と原因を書きました。
・PHショックを起こしたら対処法は2つ
・水質が大きく変わるシチュエーション
・水槽の水質は徐々に酸性化する
・飼育水は弱酸性から弱アルカリ性
もくじ
メダカがペーハーショックを起こしたら対処法は2つ
PHショックを起こしたメダカを回復させる対処法は2つしかないと思います。
ただし、どちらの方法もPHショックを起こしたメダカの体調が回復して治る可能性はかなり低いですが、何もしないで死なせてしまうのはかわいそうです。最善を尽くしましょう!
1,水換えをする前の元の水に戻す。(水槽の水を大量に換えるときは、念のために以前の飼育水を一時保管しましょう)
2,塩水浴をさせる。 メダカを塩浴させる意義をご覧ください。(塩水浴の水も以前の飼育水があればベストです)
上記の1,は、水換えをする前の水が残っていないとできません。
また、大雨などで大量に雨水が流入して、飼育水が流出した場合は不可能です。
メダカの水質が大きく変わるシチュエーション
メダカがペーハーショックを起こすシチュエーションを考えてみました。
・大量の水換えを一度に行う
・水合わせをしないでメダカを別の水槽に入れた場合
こまめな水換えと、確実な水合わせを行って、メダカのペーハーショックを予防しましょう。
水槽の水質は時の経過とともに変化し、酸性化する
水槽の水は時の経過とともに水質が変化していきます。
元の水質が同じで、同じ時期に別々の水槽でメダカを飼っても、各々の水槽の水は時の経過とともに水質が変化していきます。
それは、メダカがアンモニア中毒になる原因で書いたように、アンモニアが無毒化された硝酸塩が水中に溜まることで、水質を酸性化していくからです。
長期間水換えをしない水槽や、飼育するメダカの数が多いほど早く、強く酸性に傾いていきます。
一度に替える水槽の水の量は全体の1/3~1/2までに留めて、なるべくこまめに行いましょう!
メダカの飼育水のPHは弱酸性から弱アルカリ性の間
メダカの飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲内でPH値で表せば6から8の範囲内が良いと思います。
中性は7で、7より数値が小さいと酸性、大きいとアルカリ性です。
ただし、メダカは環境適応能力がかなり高いので、PH5から9、いやそれ以外でも元気に泳いでいます。
この水質の環境が一気に崩れるとPHショックを起こしてしまうのです。
まとめ
メダカがペーハーショックを起こす原因は、急激な水質の変化によるものです。
PHショックを起こしたメダカは、あえぐように上下に激しく泳ぎ、そのままにしておくと、ほぼ死に到ります。
PHショックは予防がなにより重要です。
このページはPHショックを起こしたメダカへの対処法と原因を書きました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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