メダカとミジンコが同じ水槽で共存できるプール・専売特許?

メダカの飼育には人工飼料の乾燥餌が手軽で簡単ですよね。
しかし大きく美しいメダカを育てる為には、ゾウリムシやミジンコなど栄養価の高い生餌が効果的です。
そこで今回は、メダカと同じ水槽でミジンコが共存できるミジンコプールを作りました。
この“ミジンコプール”を専売特許にしようかな?(苦笑
・ザルだけではメダカが飛び込んで完食
・ザルにフロートを付けた
まずは、ミジンコプールの画像をご覧ください。
ミジンコプールの2種類の画像
下図がミジンコプールの画像です。
左右のザルの底には、多少の浮力を与える為とミジンコを見やすくする為に白いウレタンのシートを貼り付けました。

メダカとミジンコが同じ水槽で共存する為のプールです
左のザルは水面からプラスチックの厚みだけ浮き出ています。
これは、失敗でした!
メダカがミジンコプールに飛び込んでミジンコを完食
ある日、プールの中のミジンコが全滅しました。
原因は、元気の良い子がミジンコプールに飛び込んでミジンコを完食してしまったのです!
朝一番に水槽を見たら、一匹のヒレ長幹之がザルの中を悠々と泳いでいたので、おしりをペンペンしてやりました。(苦笑
水面スレスレに浮いているザルには飛び込む暴れん坊がいます。
ザルにフロートを付けた
右のミジンコプールは、水面からの高さを確保するために発泡ウレタンを接着しました。
ウレタンの厚みの2㎝ほどが水面から浮き上がっています。
これでプールに飛び込んでミジンコを暴食する子はいなくなるでしょう。
ミジンコプールのメリット
現在ミジンコプールは稚魚の水槽に入れてありますが、次のメリットが考えられます。
ザルの穴は約1ミリ幅です。ですから・・・
・親ミジンコはザルから外に出ないかもしれませんが、繁殖した赤ちゃんミジンコはザルから外に出て・・・(自動給餌器になるかもしれない)
・タマミジンコの全滅を防ぐことができる(全ての水槽に浮かべる事ができる)
・メダカの水槽なので水量が多く、ミジンコの水のリセットが不要
・写真のようなグリーンウォーターならミジンコの餌は無限(放置可能)
・ミジンコによるグリーンウォーターの透明化を促進
・田んぼの土から発生したミジンコなので様々な種類のミジンコがいるのですが、稚魚が食べられないような大きなミジンコは外に出られないから安心(田んぼの土からミジンコ発生!などをご覧ください)
・ザルの目から外へ出る事ができる赤ちゃんミジンコは、タマミジンコでなく他の種類であっても稚魚が食べても大丈夫であろう(たぶん)
・屋外飼育の場合、ザルが風で動き回るので水流ができてミジンコにもメダカにもgoood!
・ミジンコプールの下はメダカが鳥などから身を守る隠れ場にもなる
使ったザルは100均のセリアでボールとザルがセットで販売されているものです。(下図の右下)

セリアで買ったメダカの産卵床とうきわ、チュール生地、ザルとボール。
上図のザルと一緒にセリアで購入した産卵床やチュール生地で作った産卵床の記事もご覧ください。
まとめ
大きく美しいメダカを育てる為には、ゾウリムシやミジンコなど栄養価の高い生餌が効果的です。
そこで今回は、メダカと同じ水槽でミジンコが共存できるミジンコプールを作りました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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