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メダカが死ぬ原因は餌のやりすぎ?!成魚では餓死より多い!(初心者向け)

 
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私の周辺だけでしょうか?

メダカを差し上げたお宅で、気がつけば「あんなにたくさんのメダカの数が半滅!」なんて現象が起きるのです。

差し上げた翌日とか、一週間以内に多数のメダカが死亡するわけではないので、毒物とか水合わせが原因ではなさそうなのですが・・・?


この記事は、次の事について書いています。

・メダカの主な死因

餌のやりすぎがメダカを死なせる理由

・餌やりの頻度と量、タイミングについて

メダカの死因はいくつか有るのですが、かわいがり過ぎて死なせてしまってはかわいそうです。

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メダカが死ぬ主な原因

まず、メダカが死んでしまう主な原因からみてみましょう。

1,餓死:メダカの正しい飼育方法は控えめの給餌ですが、稚魚の場合は餓死が多いです。稚魚の餓死はグリーンウォーターで免れることができます。成魚の場合は頭だけが大きくて、体が痩せ細った個体が出現したら餌を増やしてください。

2,水温の上昇:夏の屋外飼育で要注意の項目です。水温が35℃でも死ぬことは有りませんが、高温が長時間続くと体力を消耗します。水温が40℃近くまで上昇すると死亡するメダカが出てきます。日光を遮ったり水面に風を送って水温を下げます。手っ取り早く、さし水をして水温を下げるのもOKです。

3,酸素の欠乏:飼育水の量が少ないと酸欠になります。メダカが水面から鼻や口を出して泳いでいたり、呼吸が激しかったりしたら酸素不足です。早急には水の中に空気を送り込み、水槽の中のメダカの量を減らします。目安は成魚1匹に水1リットルです。

4,病気になる:尾腐れ病、松かさ病、白点病、水カビ病、エラ病、赤斑病、腹水病、過抱卵、アンモニア中毒、転覆病などに罹ります。塩水浴やメチレンブルーの薬浴などで対処します。メダカを塩浴させる意義もご覧ください。

5,餌のやりすぎ(与えすぎ):初心者の方の死因のトップかと思われます。メダカが夢中で餌を食べる様子が愛らしく、ついつい何度も餌を与えてやりすぎてしまうのです。消化不良や急激な水質悪化でメダカが死んでしまいます。詳しくは下記で述べます。

餌のやりすぎでメダカが死ぬ理由は水質悪化が原因

メダカをもらってくれる人の多くは、既に金魚や他の水生生物を飼っている人達が多く、既にメダカを飼っている人もいます。

したがって、ずぶの素人ではなく魚の飼育には比較的慣れている人たちなのです。

そんな人たちに差し上げたメダカが半月たち、1ヶ月が経過すると、メダカの数が半滅しているのです。

原因を探ってみると、ほとんどが餌のやりすぎでした。

 

新しいメダカが手に入ると「かわいい!」と言って餌をやります。

飼育している本人が知らないところで家族も「可愛い」と餌をやっていたりするのです。

過食による死亡ではありません。

多少は消化器官内での餌詰まりや、フン詰まりもいるかも知れません。

しかし数十匹中の十数匹もが過食で死ぬわけがないのです。

原因のほとんどは、餌をやりすぎた為に未だバクテリアが十分に繁殖していない飼育水のアンモニア濃度がフンや食べ残しの餌などで上がり、弱い個体から順番に落ちていくのです。

連日のようにメダカが星になる水槽は、ほぼ100%水質悪化が原因と考えて間違いありません。

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メダカが死んだら水質悪化を念頭に水換えしましょう

メダカが死んだら水質悪化を念頭に水換えをしましょう!

生き残っていても既に弱っている個体もいるので、新しい水と従来の飼育水の温度調整もしましょう。

そのうえで、全体の1/3~半分を新しい水に変えてやります。

これをやっても、アンモニア濃度は2/3~1/2程度ですから、できれば次の日も水換えを行います!

 

また、メダカの飼育水を浄化してくれるバクテリアが住み着く赤玉土や、水質浄化土を水槽の底に敷きつめるのも良いと思います。

水質悪化を防ぐメダカの餌やりの頻度と量、タイミングについて

メダカの餌やりの頻度や量は時期と飼育環境によって違います。

夏場のメダカの給餌時間と頻度、量、タイミング

メダカの飼育に最もに適している水温は25℃~28℃くらいまでです。

この時期の給餌は2~3回です。

給餌の量は2分くらいで食べ終える量にしましょう。

ベストタイミングは餌を食べ終えた後の水温が一定、もしくは上昇する時間帯です。

理由は、急に水温が下がってメダカが消化不良を起こさないタイミングです。

夏の屋外飼育なら朝日が昇って2~3時間後、(お昼時)、夕方は日の沈む1-2時間前まででしょうか。

春と秋のメダカの給餌時間と頻度、量、タイミング

春や秋の給餌(水温15℃~25℃)は2回。(1回でもOK)

量は2分くらいで食べ終える量。

タイミングは夏場と同じくメダカの活性が水温が低下して下がらない時間帯。

秋は水温の変動が比較的激しい時期なので、餌を食べる様子に気を付けて量とタイミングを見計らいましょう。

冬場のメダカの給餌時間と頻度、量、タイミング

屋外飼育で水温が10℃以下になったら餌を与えない方が無難です。

屋外で越冬する冬場は給餌は止めます。

できれば越冬前に飼育水をグリーンウォーター化しておくと安心です。

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まとめ

餌のやりすぎは水質を急速に悪化させ、メダカを死なせる一因になります。

餌は、1回の給餌が2~3分で食べきる量に抑えます。

夏場は水が腐りやすいので、糞や食べ残しの餌の掃除やこまめな水換えで対応しましょう!

水質悪化は赤玉土や、水質浄化土でも対応できます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。 メダ活じいさん

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