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ハチ(忠犬ハチ公)の笑顔の写真が発見!初公開

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ハチ公の像
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忠犬ハチ公の話を知らない人はいないだろいうと思います。マサミと同じような年代の人なら小学校の低学年の頃に学校でハチ公の話を聞いたり、本を勧められて読んだ覚えのある方が多いと思います。

この度、犬好きに限らず、動物好きな人にはうれしいニュースが新聞で発表されました。

新しく発見された、ハチ公の写真は渋谷区が本物と確認し、渋谷区郷土博物館で公開されています。

公開された写真には、忠犬の律儀で堅苦しいイメージではない、どこにでもいる人なっこい犬が、笑っているような顔のハチ公が写っています。

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穏やかに笑う、にっこりハチ公の新たな写真

人なつっこい顔で今にも、じゃれついてきそうな
「笑顔」のハチ公の写真↓

笑顔の忠犬ハチ公新たに見つかったハチの「笑顔」の写真。1933年ごろの撮影とみられる
出典:中日新聞プラス http://opi-rina.chunichi.co.jp/topic/20190204-3.html から

ハチ公が笑っているような表情の写真は珍しいそうです。

犬を飼った経験のある人ならご存じだと思いまが、リラックスした犬は、耳を伏せ、目じりを下げた人と同じように、ほほ笑んでいるような表情を見せることがあります。

ご主人の帰りを10年間も待ち続けたハチ公にも寂しい顔ばかりではなく、上記の写真のようにリラックスして笑った日もあったようです。
(ちなみに、ハチの左耳が垂れているのは野犬にかみつかれて軟骨が損傷したためだそうです)

この写真は生前のハチを知る女性が2017年に渋谷区に寄贈し、区が本物と確認しています。

写真は3月24日まで渋谷区郷土博物館・文学館で開催中の新収蔵資料展で初公開されています。

写真の寄贈主は、ハチの飼い主だった東京帝国大(現東大)教授の上野英三郎宅の近くに住んでいた生前のハチ公をよく知る大木八重子さん(96)とのこと。

渋谷区松濤一の上野教授(ハチの最初の飼い主)のお宅があった場所には、東急百貨店別館が立っているそうです。

今回の写真提供者の大木さんは、一軒おいて隣の家に最近まで暮らしていたそうです。

大木さんとハチの関係

1925年に上野博士が急逝し、ハチは預け先を転々としています。

最初は親戚の日本橋伝馬町の呉服屋に預けられましたが、人なっこいハチは客が来ると寄り添うために商売にならなかったという。

次はハチは浅草の高橋仙吉宅へ預けられて散歩中に上野教授を慕って渋谷方面へとん走したり、近所住民とのトラブルが発生したりして上野家へ戻されました。

そして、最終的には上野家の植木職人だった小林菊三郎さんに引き取られました。

植木職人の小林さんが仕事に出る際は、上野博士の教え子だった大木さんの父にハチを預ける機会が多く、大木さんは小学生のころ、学校から帰るとハチとよく遊んでかわいがっていた人なのです。

大木さんの家にはハチの写真が何枚もあったそうですが、戦時中に焼失してしまいました。

戦後になって、焼き増ししたとみられるハチの写真が親戚の家に残っていたため、もらって大木さんの家に保管していたということです。

大木さんが数年前にハチに関する展示を見に渋谷区郷土博物館・文学館を訪れた際に「うちにも写真がある」と寄贈を申し出ていたのがこのほど実現、初公開となりました。

ハチについて

別名・愛称:忠犬ハチ公

犬種:秋田犬(あきたいぬ)

生誕:1923年(大正12年)11月10日 秋田県北秋田郡二井田村(現・大館市)生まれ

死没:1935年3月8日(11歳没) 東京府東京市渋谷区

飼い主:上野英三郎 (現)東京大学の教授

出典: ウィキペディア

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ハチ公と上野教授の絆

最初の飼い主である愛犬家の上野英三郎教授は、幼犬の頃のハチの体が弱かったので、当時は屋外で飼うのが一般的だった犬を屋内飼育してハチを非常にかわいがったという事です。

上野教授は通学する際にも少しでもハチと一緒にいたいと、毎日、渋谷駅まで送り迎えをさせていたそうです。

ハチが上野家に飼われて1年4か月後に、上野教授が勤務中に大学で脳溢血を起こして急逝しました。

ハチはその日もいつもの通り上野教授を渋谷駅へ迎えに行きましたが博士は帰ってきません。

その後の3日間は、教授が最後に着ていた服が置かれた物置に引きこもって、何も食べなかったと言われています。

ハチは1年半弱一緒に暮らした上野教授の帰りを東京・渋谷駅の前で約10年間待ち続けたという犬です。ハチ公の愛称でも呼ばれています。

渋谷駅前にはハチの銅像が設置されており「忠犬ハチ公像」は現在も渋谷のシンボルになっています。

ハチがご主人を待ち続ける話は、映画「ハチ公物語」や2006年1月10日に「ハチ公物語」のシナリオをテレビドラマ用に変更した日本テレビ系列の「ドラマ・コンプレックス」で「伝説の秋田犬 ハチ」としても放映されています。

また、「ハチ公物語」のリメイク作品でリチャード・ギアが主演、2009年に公開されたハリウッド映画「HACHI 約束の犬」は、日本人として多少の違和感を感じる箇所が無きにしも非ずですが、人と犬とが織りなす絆という点では号泣必至の傑作映画だと思います。

忠犬ハチ公の笑顔の写真が発見、公開されたこの機会にぜひ、「ハチ公物語」や「HACHI 約束の犬」をご覧になってみてはいかがでしょうか? マサミ

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