アベノマスクがほしい自治体、企業はありませんか?
2021年12月14日の岸田政権下の衆議院予算委員会で、アベノマスクの余剰在庫や保管費用について質された政府は、15日に松野博一官房長官が希望する自治体に配布する・・・という考えを示しました。
関連記事「アベノマスクの余剰在庫は8千万枚超、保管費用は6億円プラス数億円に!」は、ここから。
マサミの住む中部地方の自治体では、アベノマスクの配布に対する反応は冷ややかで、希望する自治体は無い模様です。
でも、自治体は希望しなくても企業なら燃料として有効活用できそうです。
以下、中日新聞「アベノマスク、ほしい…? 自治体『備蓄は十分』市民『無駄すぎ』」から抜粋しました。
もくじ
アベノマスクの在庫は約8130万枚!
アベノマスクの在庫は、10月末の時点で約8130万枚だといいます。
ところが、アベノマスクの自治体への配布に関して、中部地方の自治体は既に十分な備蓄があるうえに、不織布マスクに比べて感染予防効果が劣る布製マスクは必要無いと言います。
たとえば名古屋市の担当者は「配布してもらう必要はない」と言い切ります。
名古屋市の場合は、防災でも感染症対策でもマスクの備蓄は足りており、「科学的に不織布の方がいいといわれる中で、なおさら布製の(アベノマスク)はいらない」と厳しい回答です。
アベノマスクの大量の在庫に関しては「先を見越して計画を立てなければ。見通しが甘かったのでは」と指摘しています。
三重県津市防災室の担当者も「昨年だったらもらっていたかもしれないが、今はもう十分」だと回答。
同市福祉政策課の担当者は「そもそも小さくて使いづらく、ガーゼ製で感染防止効果があるのかとも思う。事業としては無駄になった面もあるのではないか」と突き放していました。
岐阜市には地元企業などからマスクの寄付が相次いでおり、福祉政策課の担当者は「(アベノマスクに)手を挙げることはない」ときっぱり。
長野市、福井市、滋賀県彦根市の各市では、すでに十分な備蓄があるなどとし、国の配布にどう対応するかは「未定」、「これから検討する」と答ええていた。
市民はアベノマスクは税金の無駄遣いと批判
市民からは「(アベノマスクは)税金の無駄遣い」との批判が強い。
名古屋市天白区のアルバイト奥田完生さん(72歳)は「使い道がないから保管費用に無駄な税金がかかり国の借金として未来に押し付けられてしまう。やっていることがちぐはぐだ」と苦い表情を浮かべている。
好意的な意見も有るが、計算間違い、維持費が問題という指摘も・・・
名古屋市北区のNPO法人職員稲葉礼子さん(51歳)は「自宅で使う用と備蓄用に二枚くらい欲しい」と好意的な受け止め。ただ、大量在庫には「生産数の計算を間違えていたとしか思えないし、その維持に費用がかかることがおかしい」と話した。
市民からは「無駄すぎてあきれる」との声も上がる。
識者は「災害時には活用」をと呼びかけ
マスクの性能に詳しい名古屋大の堀克敏教授(生物工学)によると、一般に流通するマスクの中でフィルター機能の効果が最も高いのは不織布で、布製、ウレタンと続く。
「大規模災害などで物資が不足した時には活用できると思うが、不織布が手に入る状況で、あえて布マスクをする必要はあまりないのではないか」と話す。
「不織布の上に布マスクをかける二重にすれば約七割のウイルスは防げる」と話すが・・・・。
ここまでは、中日新聞「アベノマスク、ほしい…? 自治体『備蓄は十分』市民『無駄すぎ』」から抜粋しました。
アベノマスクの配布を希望する自治体は中部地方には無い!?
中日新聞の記事を読む限り、中部地方の大きな自治体は概ねアベノマスクの配布を希望していません。
中部地方の小さな自治体の中に、配布を希望する自治体は出てくるのでしょうか?
また全国の自治体ではどうなのでしょうか?
あくまでも私の予想ですが、アベノマスクの配布を希望する自治体は少ないと思います。
阿部さんのお膝元の自治体が忖度して希望するぐらいではないでしょうか?
アベノマスクも企業なら有効活用できる!発電用燃料として燃やしては?
もう、これ以上、アベノマスクの保管費用として税金を無駄遣いするわけにはいきません。
一刻も早く、燃やして灰にすれば、たった一度の廃棄費用だけで保管費用はかかかりません。
火力発電所で補助燃料として燃やせば、少しは“CO2”の削減に貢献できます。
なぜなら、袋のセロハンも説明書の紙もマスクのガーゼも、全て樹木由来ですから。
そして、ちょっぴり発電量も増すかもしれませんよ。
企業もアベノマスクの配布を申し出てみては?
たぶん、今から電力会社や火力発電設備を持つ企業がアベノマスクの配布を申し出ておけば、処分に困る政府はそのうちに配布してくれるのではないでしょうか?
その前に、アベノマスクが失敗だったことを認めなければなりませんが・・・。
アベノマスクがほしい自治体、企業はありませんか?のまとめ
2021年12月14日の岸田政権下の衆議院予算委員会で、アベノマスクの余剰在庫や保管費用について質された政府は、15日に松野博一官房長官が希望する自治体に配布する・・・という考えを示しました。
マサミの住む中部地方の自治体では、アベノマスクの配布に対する反応は冷ややかで、希望する自治体は無い模様です。
でも、企業なら発電燃料として有効活用できますよ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 マサミ
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