終活はいつから始める?何から始めたらいいの?
近頃、「終活」について考える事が多くなりました。
理由は、週刊現代の「『人生最後の10年間』これが正しい過ごし方」という特集を読んだからです。
自分のやりたい事を、ある程度好きなようにできる『健康寿命』の平均は、およそ平均寿命からマイナス10歳までくらいで、男性は72歳、女性だと75歳までと書いてあったのです。(東葛クリニックみらい院長)
・・・となると私の場合は、あまりのんびりとしていられないという事なのです。
この記事では、『健康寿命』の残りが数年となった筆者が、終活について調べましたので、書き留めておきます。
まず、終活はいつから始めたら良いのでしょうか?
もくじ
終活はいつから始めたら良いの?
いろいろと調べてみた結果、終活を始める時期は早ければ早いほど良いと思いました。
終活は気力や体力がなくなる前にある程度は進めたい
今から10年くらい前は、身体は老いても、気持ちが強くて前向きなら大丈夫と考えていました。
でも近頃は、昔なら朝飯前にできていたことが、だんだんできなくなっているのです。
たとえば、身の回りの不要なものを処分するには、時間も、気力も体力も必要です。
気力は続かなくなりますし、以前なら平気で持ち上げていたものが、やっとこさ持ち上がる程度です。
痛くも、かゆくもないのに、ある日、突然がんが発見されたりもします。
(私の胃がん体験は、ここからご覧いただけます)
年を重ねると、毎日がジェットコースターに乗っているようにスリリングなのです。
また、あなたや私が急に倒れて病院へ担ぎ込まれた時、家族はたぶん「最善を尽くしてください」と言うのではないでしょうか?
医師は、「命は助かっても寝たきりになってしまう」と疑問を感じても、延命処置をせざるを得ないでしょう。
そんな時に終活で書いたおいたエンディングノートに『無駄な延命治療を望まない』と意思表示がしてあったら・・・。
家族も自分も助かるのです。
『健康寿命』を短くするリスクは、病だけではありません。
事故や事件、テロに巻き込まれて怪我をしたり、生命を脅かされることも有るでしょう。
また、現在はコロナ禍です。
どれだけ健康管理に気をつけていても、もらい事故のようにコロナに感染すると、高齢者は重症になる確率が、若い健常者に比べて数十倍も高いと言われています。(数倍や十数倍ではないのですよ)
認知症も避けがたいので、終活は早く始めるほど良い
身体に異常はなくても、認知症も避けがたい病気です。
75歳~79歳の認知症の割合は、男性約12%、女性約14%ですが、80~84歳では男性約17%、女性約24%と増加します。
もし、ご夫婦ともに健在なら、元気なうちにしかできない「お互いの情報を共有すること」が大切だと書いてあります。
週刊現代 2020年10月24・31日号
後述しますが、お互いの情報を共有する作業を一番スムーズに運ぶ良い方法は、エンディングノートを書くことだと思います。口頭やメモで伝えるだけではダメだと思いました。
『健康寿命』は、何が原因で短くなるかもしれません。
人生は何があってもおかしくないのです。
老齢の私はもちろん、若者であっても、終活を始めるのは早いほど良いと思うのです。
終活はなにから始めたら良いの?
今から始める終活は何から手を付けたらよいのでしょうか?
人によって違うと思います。
物を手放してシンプルに暮らすために、断捨離から始める人もいるでしょう。
財産の整理を始める人もいるでしょう。
終活はエンディングノートから始めて未来の希望や目標も書き込もう
「終活」とはいっても、これから何年か、もしくは数十年、生きる事になるかもしれません。
そうです。「終活」は未来の人生と希望や目標も考えなければならないのです。(先ほどの病院に担ぎ込まれる例のように・・・)
となると、「終活」は「エンディングノート」の作成から始めるのが良いようです。
エンディングノートには、過去の事柄や大切なメッセージも書くことができますが、これから私やあなたに起こるであろう事柄に対する希望・「こうしたい!」や、「こうでありたい!」という目標も書き込みましょう。
終活の為に書き込むエンディングノートは、残りの人生を有意義に過ごすための、「計画ノート」でもあるのです。
終活はいつから始める?何から始めたらいいの?のまとめ
自分のやりたい事を、ある程度好きにできる『健康寿命』の平均は、男性は72歳、女性だと75歳までと週刊現代に書いてありました。
そこで、『健康寿命』の残りが数年となった筆者が、終活について調べ、書き留めました。
まず、終活は早く始めるほど良いのと、その理由、そしてエンディングノートから始めるのが一番良いと考える理由も記載しました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 マサミ
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