胃がん手術後の食事の開始と運動や排尿、排便などの体調変化を退院まで
本ブログの管理人であるマサミは、2013年の12月、63歳のときに胃がん宣告を受けました。
胃がん闘病体験談では、がんの発見から入院手術を受け、現在までを時系列で書き綴っています。
本ページは、胃がん手術を受けた後の体調変化や院内感染をするというアクシデントに見舞われながら、退院するまでの入院生活中の運動と食事情報を時系列でザーと表してみました。
では、胃がん手術から2日目の様子から・・・
もくじ
- 1 胃がん手術後の体調変化と運動や病院の食事
- 1.1 胃がん手術後3日目、個室で2日目の朝
- 1.2 胃がん手術から4日目に耐性緑膿菌に感染!
- 1.3 胃がん手術後5日目に個室から陰圧室へ移動・水分を300CC口から摂ることに
- 1.4 胃がん手術後6日目に小水だけを排尿できた
- 1.5 胃がん術後7日目、再び尿の計量が始まり昼食が出た
- 1.6 術後8日目の食事
- 1.7 術後9日目に下痢が止まって軟便になった!
- 1.8 術後10日目に緑色の軟便が茶色になった
- 1.9 胃がん手術後11日目の食事画像
- 1.10 退院予定日が決定して退院後の生活のレクチャーを受けた
- 1.11 13日目・陰圧室(隔離室)から一般病棟へ移動
- 1.12 胃がん手術から14日目に予定通りに退院・今度はインフルエンザに罹患!?
- 2 胃がん手術後の食事の開始と運動や排尿、排便などの体調変化を退院までのまとめ
胃がん手術後の体調変化と運動や病院の食事
胃がんを手術してから2日が経過しました。
食事は一切ありません。
栄養補給は胸部動脈への点滴のみです。
昨夜、寝ている間にオナラが出たので、術後の不安が一つ解消しました。
朝、ベッドから起きて室内を少し歩いてみました。
特別に不安を感じることも無かったので、室内の洗面台で身体を拭いたり、髭を剃ることができました。
運動は個室から出て同じ階の病棟内をキャスター付きの点滴スタンドを押しながらをぐるぐると徘徊してみました。
友人のA氏が私の様子を知りたいらしく、毎日自宅の方に電話が入っているらしい。
明日からは、私の携帯にかけてもらっても良いかと妻に尋ねられました。
手術の際の気管支挿管で喉を傷めて痛く、声もまだまだ、本調子ではありませんが了承しました。
時間を持て余してテレビを見たりして気を紛らわせてはいますが、発熱のために背中の痛みは相変わらずです。
胃がん手術後3日目、個室で2日目の朝
目が覚めたら体温が38度台まで上がっていて、起き上がって歩くことができませんでした。(私の平熱は35度台です)
看護師さんにお願いして、沈痛解熱剤を打ってもらい、エアコンの暖房を切ってもらいました。
体温を下げるために頭の下と両脇にアイスノンを挟んでもらって身体を冷やすと・・・
なんと、あの堪えきれない持病の肩甲骨周辺の痛みが和らぐ事が判明しました!
これは私にとって非常にありがたく、大発見でしした。
11時過ぎには少し歩けるようになりました。
午後から手術後の様子を見るためにレントゲンを撮ったのですが、1階のレントゲン室にも歩いて行くことができました。
胃がん手術から4日目に耐性緑膿菌に感染!
手術から4日目、起床後に歯磨き、髭剃り、洗顔を済ませました。
看護師さんに今日から尿を計るように言われました。
12時50分に200ccの尿が出て「排尿の記録」という用紙に記載しました。
入院患者さん達が食事をしている間、食事の無い私は病棟を歩き回って少しでも足腰の筋肉の維持に努めました。
何も食べていないにもかかわらず14時54分と15時03分に便が出ました。
この二回は普通便だったのですが、15時56分から色鮮やかな緑色の下痢が始まりました。
15時56分から0時00分までに15回も下痢が続きました。
以後は、下痢に悩まされ続けることになりました。
全てが抹茶のように鮮やかな緑色の下痢です。
胃がん手術後5日目に個室から陰圧室へ移動・水分を300CC口から摂ることに
5日目、下痢は相変わらずひどいですが、髭剃りと、洗顔、歯磨きができました。
看護師さんに緑色の下痢のお話をしたら、即、個室から陰圧室に移動、隔離されました。
(2019年12月に「薬剤耐性菌で年8000人死亡」と国内初推計が発表されたと同じアクシデントです。やはり手術は免疫を落とします。体力勝負だと実感した次第です)
今日から水分を約300CC口から飲むことになりました。と同時に整腸剤を一日に三回飲むことになりました。
胃がん手術後6日目に小水だけを排尿できた
6日目の朝の5時22分、今までは緑色の下痢と一緒に出ていた小水が、初めて小水だけ320mlを出すことができました。
連日、時間を見計らってA氏から電話が入って長話をしています。
のどの痛みは癒えました。
妻も連日、病室へ様子を見に来てくれています。
やはり、近くの病院で良かったと感じている今日この頃です。
胃がん術後7日目、再び尿の計量が始まり昼食が出た
7日目、今日から完全に尿だけが出せるようになりました。
その為に再び尿の計量をすることになりました。
昼食が出ました!
お昼の食事が病室まで運ばれてきました。
隔離された陰圧室ですから私は室外に出ることができません。
全て看護師さんがやってくれます。
三分粥とは言え、写真の様にうどんのゆで汁のようなものです。
三分粥の上のお椀には、だし汁のような超薄口のお吸い物。他に乳酸菌飲料と野菜ジュースです。
食事が出たので手術のために中止していたサプリメントを飲み始めました。
体力と免疫力をつける為です。
術後8日目の食事
深夜の2時20分、トイレで目が覚めたついでに、昨日も飲んで調子のよかったサプリメントを2カプセル飲んだ。
2月12日の食事画像
昨日と同じ献立です。
手前のお椀が三分粥。
お湯の中でふやけたご飯粒が泳いでいる状態です。
三分粥の上のお椀はお吸い物ですが、具は何も入っていません。
緑色は野菜ジュースの紙パック、デザートは飲むヨーグルトです。
食事の後に枇榔な話で申し訳ありません。
今日は下痢は三回で済みました。少しずつ鮮やかな緑色が薄くなり、胆汁の色が濃くなってきた気がします。
術後9日目に下痢が止まって軟便になった!
9日目の早朝6:35分に下痢ではなく、軟便が出た。
サプリメントの効果が出たみたい・・・。
2月13日の食事
朝ごはんは三分粥。
味噌汁の中には玉ねぎがほんの少々と、おかず?に小さじ半分くらいのタイミソがついていた。
タイミソの左は魚のすり身です。
黄色いお椀は桃のペーストでした。
74キロ台だった体重が、今日現在で69.3キロに減っています。
切り取った胃の重さだけが減ったわけではないようです(苦笑
今日はシャワーを浴びることができました。
術後10日目に緑色の軟便が茶色になった
陰圧室に隔離されて約一週間が経過しました。
昨日の軟便は未だ緑色をしていましたが、今日は久し振りに人間らしい茶色い軟便が出ました。
看護師さんに一時帰宅をお願いして2時間半の外出許可をもらい、カミさんに迎えに来てもらいました。
胃がん手術後11日目の食事画像
術後11日目の2月15日。
昨日の外出許可に味を占めて、今日も13時から17時まで外出、自宅でテレビウオッチング等を楽しんだ。
15時ころに義兄夫婦が自宅へお見舞いに来てくれていろいろな話ができました。
退院予定日が決定して退院後の生活のレクチャーを受けた
12日後の2月16日、日曜日。
午前11時からカミさんと一緒に担当医師や栄養士さんから退院後のアドバイスをいただく。
食事は当面、消化の良いものを一日5回程度に分けて食べるように説明を受けました。
退院予定日は2月18日の火曜日に決定しました。
この日はくしくも亡くなった父の誕生日です。
院内感染に罹ったにもかかわらず、手術前の予定通り二週間の入院で済んだのは何よりでした。
その後、13~17時までの外出許可をもらってカミさんと一緒に自宅へ帰りました。
13日目・陰圧室(隔離室)から一般病棟へ移動
2月17日、午前中に陰圧室(隔離室)から一般病棟への大部屋に引っ越しをしました。
昼食を食べた後に今日も自宅へ帰りました。(自宅と病院が近いと本当に助かります)
明日の午前10時には退院なので、手術以降に大部屋で過ごすのは今日一日だけです。
病院へ戻った後は、夕食を食べて、一泊するだけとなります。
術後、5日目くらいに院内感染が発覚して、隔離されたにもかかわらず、手術前の予定通り2週間後に退院が迎えられたのは、ご先祖様の加護のおかげ、はたまた、サプリメントのおかげかも知れません。
胃がん手術から14日目に予定通りに退院・今度はインフルエンザに罹患!?
昨夜は手術以降、初めて大部屋で一夜を過ごしたのですが、朝一番に隣のベッドの男性が発熱、インフルエンザで別室に隔離されました。
担当の看護師さんは既に予感がしていたのか「退院しても、体調がおかしかったら直ぐに外来に来てください」と、私にくれぐれも念をおされました。
家人の都合で、午後3時に迎えに来てくれて退院をしました。
胃がん手術後の食事の開始と運動や排尿、排便などの体調変化を退院までのまとめ
胃がん手術を受けた後の体調変化や耐性緑膿菌に感染して陰圧室に隔離されるなど、思わぬアクシデントに見舞われた事などを時系列でまとめました。
また、入院中の体調や運動量や食事画像も掲載しました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 マサミ
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