あなたの日々のコミュニケーションに役立つ話のネタをお届けします

胃がんの手術前検査で大腸内視鏡検査の次に受ける検査内容と目的は?

WRITER
 
胃がん手術
この記事を書いている人 - WRITER -

本ブログの管理人であるマサミは、2013年の12月、63歳のときに胃がん宣告を受けました。

胃がん闘病体験談では、がんの発見から入院手術を受け、現在までを時系列で書き綴っています

本ページは、胃がん手術をする前に受ける手術前検査内容目的検査項目を自身の体験を基にして時系列で書き表してみました。

あなたと、あなたのご家族の参考になれば幸いです。

 

では、胃がん手術前に行われる内科による胸部と腹部の検査と、外科での検査の詳細をご覧ください。

スポンサーリンク

胃がんの手術前検査の内容と目的は?

1月16日の8:30分から1月10日に受けた大腸内視鏡検査に引き続き、二度目の手術前検査を受けました。

この日の胃がんの手術前検査の内容と目的は大きく分けて2つあります。

内科で行うCTによる手術前検査の内容と目的は、大腸の内視鏡検査の場合と同じく、主に肝臓へのがんの転移の有無を調べるためです。

 

また、外科で行う血液検査心肺機能検査は患者の体全体の様子や体力を知るためです。

任意ですが、承諾すればHIVの検査も行われます。

胃がんの手術前検査で血管造影でのCTスキャンとその他レントゲンや血液検査をする理由

血管造影剤を使用してのCTスキャンは、胃がんは肝臓に転移することが多いので、血管の状態を見て肝臓への転移を調べる為と、手術の際の胃の動脈などを確認するためとのことでした。

私の場合のCTスキャンの結果ですが、肝臓の血管はくっきりと写り、転移は無いだろうということでした。

肝臓に転移したがん細胞が作る新生血管は、造影剤を受けつけないという説明を受けました。

 

バリュウムを飲んでの胃のレントゲン検査の目的は、手術の際の胃の全体像の掌握のために行うという説明でした。

 

内科の先生からは以上の結果と説明を聞いて、次は外科にバトンタッチされました。

スポンサーリンク

手術前検査の血液検査ではエイズのHIVの検査も!胆石が発見された!

外科の窓口に診察票を提出したら、待ち時間のあいだに、血液検査と心電図肺機能の検査を済ましておくように言われました。

 

外科が行う血液検査ではエイズのHIVの検査も!

血液検査では、「強制ではないのですが、HIVの検査もよろしいですか?」と尋ねられました。

もちろん、マサミはHIVの検査を承知しました。

HIVの検査を承諾すると「仮にHIVに感染していても手術をしないというわけではなく、リスク低減のための措置です」という説明でした。

 

手術は受ける患者も命がけですが、施術する外科の医師も命がけなんですね。

心肺機能の検査は手術に耐えるための体力測定

心電図の検査も異常なく終了しました。

 

その後、肺活量の検査が有りました。

肺活量の検査は、あなたもご存知の体力測定で使用される、吸い込んだ空気を口から吐き出して計測する例の機器です。

 

肺活量の結果は忘れてしまいましたが、「もっと吐ききって!」と看護師さんから激励されました。

 

手術って体力勝負だな・・・と、つくづく思いました。

 

全ての結果を持って外科の窓口へいくと、再び胸部と腹部のレントゲンを撮るように指示されました。

胆石が見つかり胆嚢も切除することに

撮ったレントゲン写真を持って初めて外科の先生と対面しました。

外科の先生は若いけれど、シッカリとしていそうな印象を受けました。

 

開口一番に「レントゲンで胆石が見つかりましたので、胃の手術の際に胆嚢も切除します」と言われたのです。

今になって思うに、外科のオーダーで受けた二度目の胸部と腹部のレントゲンは胆石の確認だったのかな?

私が「取らなきゃダメですか?」と尋ねると「もうじき痛みが出てきますし、胃の切除をすると胆汁の流れも変わってきます。どのみち手術ですから一回で済ませたほうが・・・」ということで胆嚢も切ることになってしまいました。

手術の日程が決まる

「手術はいつがいいですか?」と聞かれますので(がんの告知を受けてからすでに20日も過ぎているので)「なるべく早く」と答えたら別室で予定表を見て来られ、2月の4日に決定しました。

 

この後、外科の先生からバトンを引き継いだ看護師さんから入院の説明を受けました。

入院は2月3日の14時。(入院の3日前には風邪で発熱するハメに・・・)

手術が無事に終わり、順調に回復すれば2週間ぐらいで退院できるだろうとのことでした。(実は、この入院中に大変な出来事が2つも起きるのです・・・)

 

以上の検査と説明を聞いて、この日の帰りは13時近くになりました。

スポンサーリンク にんにく卵黄無料プレゼント

胃がんの手術前検査で大腸内視鏡検査の次に受ける検査内容と目的は?のまとめ

胃がんの手術前検査は内科では主に他の部位への転移を調べます。

さらに外科で患者の身体全体の様子(他の疾病の有無)や、心肺機能を中心に体力を調べ手術に耐えられるかを調べます。

また、任意ですがHIVの検査も行われます。手術は患者も命がけですが施術する医師も命がけです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 マサミ

【関連記事】この記事のまとめページです。 ↓ クリックしてご覧ください。

胃がん闘病体験談まとめ・低分化腺癌の発見から手術、後遺症、現在までの全て

父の体験談は下記をクリックしてください

父の末期食道がん(ステージ4・8センチ大)が消滅した体験談のまとめ記事

スポンサーリンク
この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 紳士と淑女の話のネタBlog , 2019 All Rights Reserved.