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食道がんの初期症状はトンカツやパンが食道に詰まることから始まった

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看護師さん
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今日から「父と息子のがん体験記」を綴っていきますが、まず、最初は父の食道がん闘病記から書いていきます。

 

父の食道がんの経験があったからこそ、私も自分が「がん体質」であることに留意して胃がん早期発見につなげる事が出来た上に、病院やお医者様との関わり方を学ぶ事ができたからです。

 

このページは父の食道がんの初期症状を主に書いています。

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我が家は健康家族?

母を大病で60歳を前にして亡くしてしまった我が家では、残された家族の健康意識が非常に高まりました。

 

少しでも身体に良いものをと、毎日飲むお茶を健康茶に変えたり、他にもからだに良いというものが有ると聞くと、直ぐに試したりしていましたが、なかなか「これ!」というものに出会えませんでした。

 

 

そんな時に、狭心症の父を心配した親戚が健康食品の話を持ってきました。

 

とりあえず、勧められた健康食品を大人3人が試しに飲んでみると、就寝中に痛みで目が覚めるほどの私の背中のダルやみが解消しました。

 

「血圧降下剤は一生飲み続けなさい」と病院の先生に言われ、ニトロを持ち歩いていた高血圧と狭心症を持病に持つ父は、健康食品を飲んだおかげか血圧降下剤と縁が切れ、2~3か月ごとに起こしていた心臓発作も起こさなくなったのでした。

父の食道がんの初期症状はトンカツやパンが食道に詰まる事から始まった

父の食道がんの初期症状はトンカツやパンが食道に詰まる事から始まりました。

 

もちろん、父がトンカツを喉の奥に詰まらせたときは食道がんの初期症状だなんて知りませんでした。

父の食道がんの最初の初期症状はトンカツが食道に詰まった!

ある日、3人で昼食の弁当を食べていた時に、父がトンカツを喉に詰まらせました。

 

トンカツが詰まった部位は、気管ではなく食道なので呼吸もできるし、話すこともできます。

 

ご飯を噛まずに塊のまま飲み込んでみたり、水やお茶で流し込もうとしても食道を通りません。

 

どうしてもトンカツが食道を通らないので、父は食事を止めて自分で車を運転して病院へ向いました。

 

 

夕方になっても父が病院から帰って来ないので、心配になって見に行くと、13時前に病院へ入った父が未だ待合室で順番を待っていました。

 

救急車で駆け込めば優先して診察してもらえるそうですが、自分ひとりの飛び込み診察だったものですから3時間も4時間も待たされていたのです。

 

その日の診察では、内視鏡でトンカツを胃袋に押し込んでもらって帰ってきました。

内視鏡で見た父の食道はきれいだと医師は言った

私は母を食道静脈瘤の出血で亡くしているものですから「内視鏡で食道を見たお医者様はをなんと言っていた?」と父に尋ねたら「食道はきれいなものですよ」と先生が言ったという返事でした。

 

そして、お医者様には「食事はあわてずに良く噛んで食べて下さい」と注意をされたそうです。

父の食道がんの初期症状 二度目は食道にパンが詰まる!

それから3ヶ月くらい経ったある日、夕食としては珍しくパンを食べていた父が喉に詰まらせました。

 

私の外出中の出来事だったために、妻から電話が入りました。

 

病院の診療時間が終わった夜間でもある事ですし、前回のトンカツの時の経験も有ったので、救急車をお願いするように妻に指示しました。

 

ところが、今回は病院へ行く途中、救急車の車中でパンが喉を通ったのでした。

 

それでも病院に着いて診察していただいたのですが、当直だったお医者様も専門外だったためか、父に水を飲ませて様子を見ただけで、異常なしと言われて帰って来ました。

 

 

それから後も、ときどき食事中に食物が食道に詰まることがあったのですが(ときには一回の食事中に複数回、詰まることも・・・)二度も病院に行って「異常はありません」と言われているものですから、私も父も65歳を過ぎてくると老化が原因で嚥下作用が衰えてしまうのかな?・・・などと考えていました。

 

そのあとにも、食事が食道に詰まる度に、病院でしっかり検査をしてもらうように父にすすめるのですが、なかなか息子の言うことを素直に聞いて病院へ行ってはくれませんでした。

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食道がんの初期症状はトンカツやパンが食道に詰まることから始まったのまとめ

父の食道がんの初期症状はトンカツやパンが食道に詰まることから始まりました。

 

私も父も内視鏡で食道を見たお医者様の「(食道は)きれいなものだった」という言葉で「食道に異常はなく、老化による嚥下作用の衰えや精神的なものだろう」と先入観を持ってしまいました。

 

もし、トンカツやパンが詰まった時に処置を施したお医者様が「一度検査を受けて原因を調べてみてはいかがですか?」と一言いってくれていたら・・・。

 

もし、その後の頻繫に食物が詰まるようになった時、先入観を捨ててセカンドオピニオンを受けていたら、もっと早くがんが発見されて治療の選択肢も選べることができたであろうと今も悔やまれてなりません。

 

忙しいお医者様や夜勤のインターンなどは、症状の出る原因を突き止める事は無く、その場しのぎの対処療法(処置)しかやらないと思った方が良さそうです。

 

病院やお医者様の診察を上手に受けて、アドバイスをいただく為には、今までこんな経緯があって、以前にも同じような症状が出た事を詳しく訴える事が必要だと思います。 マサミ

 

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