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郡上おどりの種類と踊り方、講習会や審査と免許状について

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郡上おどりは誰でも、どの曲からでも踊りの輪に参加できるために愛好者が多く、盆踊りの中では日本一ではないでしょうか?また、郡上おどりの愛好者のエネルギーはすごいもので、雨がどしゃぶりでもズブ濡れになって一晩中踊り続けるほどです。

 

さらに郡上おどりは日本三大民踊(日本三大盆踊り) の一つに数えられ、国重要無形民俗文化財にも指定されているのです。

 

そして、徹夜踊りの期間には関東や関西方面からの来場者も非常に多くみえます。
今年の徹夜踊りについてはこちらをご覧ください。

 

また、郡上おどりは踊りの種類の多さでも知られています。「かわさき」「春駒」「三百」「さわぎ」「猫の子」「げんげんばらばら」「やっちく」「郡上甚句」「古調かわさき」「まつさかと」と全部で10種類もあります。これら全部をYouTubeで覚えてしまいましょう!

 

最後に、郡上おどりには踊りの審査免状制度もあり、これもお客様にとって大きな楽しみの一つ。うまくゲットできれば決して買う事の出来ない貴重なお土産になります。

 

では、順に見ていきましょう。

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郡上おどりの種類と踊り方をYouTubeで覚えてしまおう!

かわさき

おなじみの「郡上の八幡出て行くときは雨も降らぬに袖しぼる」で始まる踊りやすい曲です。

春駒

テンポが早くて盛り上がる曲。免状の課題曲の一つ。
掛け声は「七両三分の春駒、春駒」です。(これが踊れると楽しいですよね)

三百

郡上おどりの中では比較的に難しい踊りになります。免状の課題曲の一つ。

猫の子

郡上では昔養蚕が盛んで蚕を食べるネズミを駆除するために猫を飼う事が多かった。
ただし、この踊りは猫っぽく見えない方が良いらしい。

げんげんばらばら

片足とびのケンケンパのに意味です。免状の課題曲の一つ。

古調かわさき

最初に一回だけ踊る曲で、「かわさき」の昔版。
昔の農耕の動きを表しています。「かわさき」とは腕の上げ方も違います。

さわぎ

元禄時代に流行した騒歌(さわぎうた)は商人たちの座敷余興が踊り化しました。派手な手拍子と、ことさらに踏み鳴らす下駄の音が特徴。歌詞には男女間の情緒を唄った艶ものが多くみられます。

やっちく

郡上八幡には江戸末期にさまざまな旅芸人が入り込みました。その中で両手に八枚の竹片を連ねて鳴らしながら門付けして回った曲に素朴な振り付けがついたものがこのおどりになりました。激しい曲の後に唄われることが多く、休憩の踊りとして扱われている。

郡上甚句

相撲甚句が郡上に伝わり盛んに謡われました。土俵入りの動きが曲にうまく納まるというおもしろい特徴ももっています。

まつさか

「まつさか」は、その日最後の一回だけ踊る曲。「あぁ、これで今日の踊りは終わりなんだな」と、せつないような気持ちになる踊りです。

曲と踊りは以上の動画で覚えてください。

 

当日の会場では踊りの上手な人の後ろにピタッと張り付いて見様見真似で踊るのが上達のコツです。へたっぴぃでも誰も文句は言いませんし、誰にも迷惑はかかりません。これが郡上おどりの良いところ。

 

踊りに慣れて審査員の目に留まり、免許状がいただければ占めたものです。

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郡上おどりの講習会や審査と免許状について

夏季限定で郡上おどり定期講習が開かれています。

夏季限定!郡上おどり定期講習詳細

定期講習はお1人様より参加OK!!お気軽にご参加ください。

会場:郡上八幡旧庁舎記念館 2Fかわさきホール

受付:郡上八幡旧庁舎記念館 1F売店レジ

料金:各550円(税込)

郡上おどり定期講習曲目

各講座ごとに曲目が異なります。

・第1部 15:00~ (かわさき、げんげんばらばら)

・第2部 16:00~ (春駒、さわぎ)

・第3部 17:00~ (三百、猫の子)

・第4部[8/13.14.15のみ] 18:00~ (かわさき、春駒)

※会場や講師の都合上、中止する場合があります。

※2講座以上を受講の方には郡上八幡の水(500mlペットボトル)をプレゼント!!

※おどり教室参加時の服装は自由です。浴衣でも普段着でもご参加いただけます。室内での講習ですので、下駄等の履物は必要ありません。

出典:http://gujo-odori-lesson.gujohachiman.com/personal/ より

夏季限定!郡上おどり定期講習

また毎年、郡上おどり開幕に先立ち、郡上おどり保存会による「郡上おどり無料講習会」が開催されます。お問い合わせは日本三大民踊 郡上おどり体験教室まで

郡上おどりの審査と免状制度とは?

郡上おどりは、上手な踊り手さんには郡上おどり保存会から免許状が公布されます。
(浴衣を着ていなくても審査対象になっているそうです)

 

毎晩9時~10時ごろに「かわさき」「春駒」「三百」「げんげんばらばら」の4曲の中から、その日の審査曲目が屋形に表示され、「踊り審査」の曲に乗って、審査が始まることを知らせる唄が流されます。

 

踊り上手な人が見いだされますと「免許状持ってる?」と旅行者に声をかけて木札が渡されます。木札を持って郡上おどり保存会の事務所へ行き、必要事項を記入すると、踊りの終わりのころまでに名前を書いていただけます。

 

ちなみに免状は無料だそうですが、額が欲しい場合には実費、2000円が必要となります。でも、額があることで郡上おどりの見栄えの良い免許状になります。

郡上おどりの種類と踊り方、講習会や審査と免許状についてのまとめ

郡上おどりは誰でも参加できる日本三大盆踊りで国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

阿波踊りではないですが、踊らにゃ損、損・・・と言うのが郡上おどりの特徴で、参加することにこそ意義がある踊りです。踊りの途中で木札が渡されたら免許皆伝のお墨付き。郡上おどりの免許状は、今では決してお金で買う事の出来ません。貴重な旅の思い出になることでしょう。 マサミ

 

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